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【技術サポート F301】 プリントが失敗したり、プリント面が荒れるようになった_Formlabs_From2, 3
From2, 3でプリントが失敗したり、プリント面が荒れるようになった
※この記事は下記に記載の機種に関する技術サポートについて記載しています
Form2
Form3
この症状の多くはラギング, ラッシングと呼ばれる現象です。
レジンやレジンタンクの劣化、レーザー光路の汚れが原因で発生する場合がございます。
- レジンが原因の場合
レジンの劣化や初期不良の可能性が考えられます。
他のカートリッジやレジンをお試し頂くことで原因の特定が可能になります。
- レジンタンクの劣化が原因の場合
シリコン層は、プリントを繰り返すと濁りが発生します。
濁りが発生した箇所はレーザー光が拡散し、造形物に余計な構造体が造形されます。
造形物が太ったり、フリンジ状の膜ができたりします。
濁りの位置を避けて造形物を配置して頂くか、レジンタンクを交換して頂くことで改善致します。
※造形が失敗した場合は必ず、レジンのろ過を行いレジンタンク内の造形物のカスの除去をお願いいたします。
- レーザー光路の汚れが原因の場合
レジンやタンクの交換で症状が改善しない場合、レーザー光路の汚れが推察されます。
汚れが原因である場合は、光路上のクリーニングによって改善する場合がございます。- レーザー光路のクリーニング
お客様で実施して頂くことも可能です。クリーニングは以下の箇所です。
・レジンタンク
・オプティカルウィンドウ(ガラス窓)
・ラージミラー
・ガルバノミラー - 準備
無水エタノール、ニトリル手袋、レンズクリーニング用綿棒、エアダスター、ペックパッド
※機種ごとに必要な用品が異なりますので、動画にてご確認ください。
- レジンタンク
レジンタンク底面に汚れがある場合、乾いた布等で拭きとりを行って下さい。
汚れがレジンである場合は、食器用の中性洗剤やプラスチッククリーナーを使って除去を行ってください。
※メーカー推奨のプラスチッククリーナーは”Novus1″という商品となります。
拭き取り後は、拭き筋が残っていないか慎重にチェックを行って下さい。
※タンク内のレジンがこぼれないように注意してください
- オプティカルウィンドウ(ガラス窓)
オプティカルウィンドウ(ガラス窓)のクリーニングは動画を参考に実施して下さい。
※Form2とForm3ではクリーニング手順に違いがございます。
※Form2でのオプティカルウィンドウ取り外し時の注意点
レジンタンクキャリア(レジンタンクを装着する金属製の黒いフレーム)の四隅のネジには触れない様ご注意下さい。
このネジにズレがある場合メーカーで再調整の必要があります。
その為, 日本国内では一律に整備品交換対応となります。
また保証期間内であっても、保証の対象外となりますので、十分ご注意下さい。
- ラージミラー(Form2のみ)
ラージミラーは、オプティカルウィンドウを外して頂くとアクセスすることが出来ます。
オプティカルウィンドウと同じ要領でクリーニングを実施してください。
- ガルバノミラー(Form2のみ)
ガルバノミラーのクリーニングは他の箇所に比べて少し複雑な作業です。
動画をご参照の上、実施が可能かどうかご判断下さい。
- レーザー光路のクリーニング
・Form3のレジンろ過の手順
・Form3のメンテナンス動画
・Form2のメンテナンス動画
改善が見られない場合
クリーニングによって症状が改善しない場合や、お手元での作業が困難である場合は、Formlabs社サポートまでご連絡をお願いいたします。
Form2のメーカー再生済み品につきましてはメーカーサポートの終了時期が近付くに伴い流通量が減少しております。
Form3+などへのアップグレードをご検討ください。
弊社の技術サポートについてはこちらをご参照ください。