ドバイ・デザイン・ウィークに展示された三菱地所様の作品、茶室パビリオンが展示されました。こちらのプロジェクト、Brule Japanも協力させていただきUltimakerの3Dプリンターを利用して茶室バビリオンを建設しました。使用したプリンターはUltimakerのSシリーズを使用、釘なども一切使わず全て3Dプリンターのみでパーツを作ることに成功しました(畳の部分を除く)。約40日に渡って制作された茶室バビリオンの深層をご紹介します。
茶室の設計をクリエイティブに
制作された茶室バビリオンは高さ2メートル、幅2メートル、奥行き2.5メートルに及びます。茶室の全構造をデザインしてから988個のパーツにモデルを細分化してデザインされています。細分化されたパーツを今度はUltimaker Sシリーズを使って、パーツの造形が行われました。
三菱地所様にデザインいただいたものを、Brule Japanが造形し、約4000時間かけてパーツを作らせていただきました。試行錯誤を繰り返しながら、一つ一つ丁寧に造形し、三菱地所様のプロジェクトに貢献させていただきました。
使用されているフィラメントはPolymaker社が販売しているPolywoodという木材を含んだ樹脂を採用することで、茶室独特の木の材質も表現することに成功しました。


ネジも釘も使わず3Dプリンターのみでパーツを作った秘密
造形したパーツ各所にホゾと呼ばれる差し込み栓で繋ぐ「ホゾ継ぎ」と呼ばれる日本伝統工法を採用することで、釘やネジを使わず、全て木製の素材で設計することに成功しました。
ホゾもUltimakerの3Dプリンターを使用して作られており、1938枚をUltimakerのSシリーズで造形しています。金物を使わないからこそ出る特徴な魅力と日本の茶室を思わせるデザインになり多くの方にものづくりの魅力だけでなく、日本独特の伝統文化や3Dプリンターの可能性を伝えられる作品に仕上げることができました。
展示会の様子
ドバイ・デザイン・ウィークの展示会では茶道のデモンストレーションも行われ、様々なメディアに取り上げられる展示になりました。
素晴らしいプロジェクトに参加させていただける機会をくださった三菱地所様、Brule Japanも協力させていただき本当にありがとうございました。
これからも皆様のご活用を心より応援しております!
